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ハイエースを本気で検討してやめた話。キャンプへの憧れと、友人からの現実的なアドバイス

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ハイエースを本気で検討してやめた話。キャンプへの憧れと、友人からの現実的なアドバイス

もともと、うちには「ハイエースが欲しいな」という漠然とした憧れがあった。きっかけはキャンプだ。当時、家族でキャンプを始めようと思っていて、荷物をたくさん積めて、いざとなれば車中泊もできるハイエースは、かなり魅力的な選択肢に見えていた。

DIYが好きなので、後部座席まわりをいじってベッドや棚を作り付けて、キャンピングカーっぽく改造してみたいという気持ちもあった。荷室の広さやカスタムの自由度の高さは、ハイエースならではの強みだと思う。

友人に相談したら「維持が大変だよ」と言われた

ただ、実際に車選びで悩んでいることを友人に話したら、「ハイエースは維持が大変だよ」と一言。詳しく聞くと、車検の頻度や乗り心地の面で、普段使いのファミリーカーとしてはけっこう癖が強いという話だった。

言われて気になったので、自分でも改めて調べてみた。

調べて分かったこと:車検が毎年来る場合がある

まず引っかかったのが車検の頻度だ。ハイエースには乗用登録の「3ナンバー」(ワゴン)と、貨物登録の「1ナンバー」「4ナンバー」(バン)があり、ナンバーの種類によって車検周期がまったく違う。

  • 3ナンバー(ワゴン):初回3年、以降2年ごと
  • 1ナンバー・4ナンバー(バン):初回2年、以降は毎年

つまりバンタイプを選ぶと、2回目の車検以降は毎年車検を受けることになる。車検の法定費用だけ見るとバンの方が1回あたり安く済むケースもあるようだが、単純に回数が増えるので、手間としては地味に負担が大きい。

調べて分かったこと:乗り心地は貨物車ベースなりの癖がある

もう一つ気になったのが乗り心地だ。ハイエースのバンタイプには、通常の板バネに加えて「ヘルパーリーフ」という補強用の硬いバネが入っていて、最大1,000kg近い積載量に耐える耐久性を優先した設計になっている。そのぶん段差を越えたときの突き上げ感や、跳ね返りが出やすいらしい。加えて、リアスタビライザーが標準では付いていないため、カーブや車線変更のときに横揺れも出やすいそうだ。

キャンプ場までの道のりが高速道路中心ならまだしも、山道や荒れた路面を長時間走ることも考えると、この乗り心地の癖は無視できないポイントだと感じた。

友人からの結論:「年数回のキャンプなら、あまりお勧めしないかな」

一通り調べた内容を友人に話したところ、返ってきたのは「キャンプを頻繁にするなら全然アリだと思うけど、年に数回程度なら、正直あんまりお勧めしないかな」という言葉だった。

維持費や車検の手間、日常の足としての乗り心地まで含めて考えると、「非日常のためだけに日常を我慢する」形になりかねない、というのが友人の見立てだった。うちの場合、キャンプの頻度はせいぜい年に数回程度になりそうだったので、この言葉はかなり刺さった。

結局、ファミリーカーとしての使い勝手を優先することに

最終的にうちは、ハイエースの魅力は認めつつも、毎日の送り迎えや買い物といった「日常使い」の負担が少ない車を優先することにした。他の候補車種と比較検討した経緯は、以前書いた「セレナもヴォクシーもハイエースも見た上で、最後はステップワゴンに決めた理由」にまとめている。

キャンプへの憧れそのものは今も残っているので、いつか本当に頻度が増えたタイミングで、改めてハイエースやキャンピングカーを検討し直すかもしれない。そのときはまた記事にしたいと思う。

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